四柱推命と双璧をなす中国の代表的な占星術が紫微斗数です

この占術は、生年月日・時間・出生地を基本として個人の運命を鑑定します。台湾ではとても人気がある電話占いです。紫微斗数の「紫微」とは紫微垣(しびえん)の略で、古代中国の天文学では北斗七星の北に位置します。

天帝の居所とされた星座のことです。具体的には小熊座の星座群です。小熊座は首星を北極星としています。牛飼い座へ伸びた一群の星座ですが、実際に紫微斗数で使われるのは現実の星座ではなくて架空の星なのです。こういった星のことを虚星と呼びます。

紫微斗数は虚星にいろいろな意味を持たせて十二宮にそれを配合します。その関係を見ながら運命を見て行きます。生年月日や十干十二支との関係を108の星で示して鑑定します。

■紫微斗数の占い方
太陰暦を使って出した生年月日を基礎データにして、その人物の性格からはじまって一生の運命まで鑑定します。人生のいろいろな出来事を12のカテゴリー(十二宮)に分類します。この十二宮に虚星を配置して宮の意味と星の意味を重ね合わせます。

そして、目的別に詳細な判断をしてゆきますが、西洋占星術のホロスコープと似た占術です。

■紫微斗数の構成
中国古来の十二支を使用しています。十二宮は西洋占星術での「ハウス」やインド占星術の「パヴァ」の概念と同じです。また十二宮の各宮が意味しているところも共通点が多いです。十二宮の中にいろいろな象意を持っている星を配分する方法も同じです。

全然違うのは、西洋占星術やインド占星術は実際に天空に存在する星を使います。ですが紫微斗数では虚星という架空の星を使うことです。

■紫微斗数の歴史
唐末期から宗の時代の有名な仙人の陳希夷が創始者です。これが書物となって公開されるまでの600年間は門外不出の占術でした。日本では余り知られていなかっですが最近は注目されています。日本では戦前から阿部泰山(四柱推命の大御所)が紫微斗数の講習を行っていました。

これが香港や台湾での紫微斗数の先駆けになったと言われています。